1代目: フォード レーザー


形状: 4ドアセダン
ミッション: 5MT
色: ガンメタ
排気量: 不明 (ディーゼル)



学生時代初めてのマイカー

18才の誕生日を向かえ、すぐに自動車免許を取りに行きました。そしてストレートで卒業、運転技術もヒヨッコながら、学生のくせに生意気にマイカー購入。当時は車について殆ど無知で、「とりあえず動けば良い」感覚でした。

そして知り合いの車屋に、「セダンで派手な色じゃなくて燃費あまり悪くないやつ」とお願いをしたところ、レーザーのセダンでガンメタ、しかもディーゼルが来ました。

軽油=安い」で即買い。

何せ、当時は学生で資金も無く、遊びに行く金を確保しなければならなかったので、「移動手段の一つ」である車にそれほどお金をかけることも、こだわることも許されなかったのです。
 

遠出、遠出、遠出

当時の私は「時間」をもてあましていました。本業である学業はそっちのけで遊んでいたというか、必要最低限のことしかしていなかったというか、「大学進学 -> 一人暮らし -> 自由!!」が自分を大解放していました。

とりあえず部活もやっていたので、その遠征の時に車を出したり、遊び・旅行で市外へ出かけたり、初めの頃は、釧路から阿寒まで夜な夜なドライブに出かけることもしばしばでした。今考えれば、なんと時間を無駄遣いしていたのだろうかと腹立たしい。

今、思い出して印象に残っている遠出先は・・・。
  • 釧路 -> 阿寒
  • 釧路 -> 北見・旭川・札幌
  • 釧路 -> 厚岸-根室-羅臼-知床
  • 釧路 -> 屈斜路・摩周
  • 釧路 -> 函館-岩手
道東で暮らしていたこともあって、道東方面の主要観光地・都市には大体は訪れていたのではないだろうか。ただし、「訪れた」は「通過した」に等しいところもあるのですが・・・。とにかく北海道は広すぎて、道東全部をゆっくり回るには相当の日数が必要で、いくら「暇」であっても学業?のほかにバイトもしながら休暇を取るとなると、ゆっくり回れる旅行期間を確保するのは非常に難しいのです。

購入した時点で車の走行距離は60,000kmを超えており、車への知識の無さと、「ディーゼルは15万kmでも20万kmでも走れるよ」という車屋のアドバイスが、楽天的な私をダメにしていた。確かに車は20万km以上も乗れるのだと思う。ただしこれは、「メンテナンス」をしっかりやって、の上の話だ。メンテナンスの「メ」も気にしていなかった私は、だんだん気が付き始める、「なんかおかしい・・・」と。

特に、釧路->岩手の遠出で車に致命的なダメージを与えてしまったかと思う。真夏の炎天下、釧路を出発してノンストップで函館へ。函館からは大間までフェリーだが、大間から岩手までもノンストップ6?時間走破。もちろん復路も同じく走破。いつしか、加速中にツンツン、と後ろに引っ張られる感じが多くなっていた。また、加速してもパワーが無い(ディーゼルは元々馬力は無いのだが)。

これはやばいと思い、オートメカニック(内外出版社)を買いあさり、カーメンテについて色々勉強し始めるもチンプンカンプン。おそらく、クラッチがやられていたのだろう、エンジン、その他駆動系もおかしかったに違いない。エンジンオイルを見れば黒くてドロドロ、エアエレメントも真っ黒。こりゃダメだ。オートバックスなどで交換・メンテ用品を購入するも、もう手遅れで、買った当初のパフォーマンスは戻らない12万kmのレーザーだったのでした。
 

真冬のエンジン始動

ディーゼルは真冬のエンジン始動に弱い。特に、住んでいた釧路は、寒い時で氷点下20〜25度まで下がる為、朝一でバイト!という時は決まってエンジンが始動しない。バッテリーはこまめにチェックしていたし、セルは元気に回るのだが、これがなんでかなかなかエンジンに火がつくところまで行かないのです。

それなので、真冬の遠出は非常に恐怖感があり、旅行で一泊し、さあ帰るかというときもなかなか動き始めることができません。宿場の駐車場でむなしく「キュキュキュキュキュ・・・」とセルが鳴り響くのです。

結局、それが何でなのか良く分かっていないのですが、きっと「メンテしてなかったから」が大きな原因なんでしょう・・・。なかなか掛からないので、アクセルペダルをコキコキふみながらセルを回すもんだから、ようやくエンジン始動すると、バックミラーにはもわっと黒煙が毎度上がるのでした。
 

おつかれ、レーザー

パワーがなくなっても、加速中にいくら後ろに引っ張られていたとしても、冬場にエンジンが始動しないことには心底ウンザリしていました。それと同時に、恐ろしく燃料の減りが早くなっていることにも、「意味無いじゃん」を強く感じていたところでした。

そして遂に車乗換えを決意。大学3年、バイトで金もある程度貯めては使いの繰り返しでキツイ状態でしたが、2代目 AZ-3(どうしてこれもマイナー車?)をパートナーとして迎え、レーザーは天に召されるのでした。

おつかれさま、レーザー。